中国漢方ライフアドバイザーとは?資格の取得メリットや取得方法、認定講座について解説します!

中国漢方ライフアドバイザーとは?資格の取得メリットや取得方法、認定講座について解説します!漢方
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このページの監修者
FONTE編集部

食や栄養は年齢やそれぞれの状況に応じて必要な栄養や食べ方が異なるもの。ご自身やご家族のためにより良い食生活を送ろうとしている方に食に関する学び情報をわかりやすく発信して少しでもお役に立てれば幸いです。

「日々の疲れがなかなかとれない」「原因不明の頭痛やめまいがある」「子どもが病気がちで心配」など、常に何らかの不安や不調がある方は案外多くいらっしゃいます。
「薬に頼りたくない」「病院に行くほどではない」と我慢をしてしまう方もやはり多いのですが、不調を自覚しているのに我慢をし続けるのも辛いものです。

そこで頼りになるのが漢方です。
しかし、漢方にはたくさんの種類があり、体質や症状によって選ぶべきものが異なります。
そこで、今回は漢方を生活に取り入れる知識を持つ「中国漢方ライフアドバイザー」についてご紹介します。

中国漢方ライフアドバイザーとは?

中国漢方に関する知識習得の証

漢方は中国伝来の医学をベースとしていますが、日本の風土や日本人の体質に合わせて発展した日本独自の医学であり、日本人の体に適したものです。
漢方を日々上手に取り入れることで自律神経を整え、免疫力を高めたり、血流を改善したりとさまざまな不調を解消し、体質そのものの改善が見込めます。

中国漢方ライフアドバイザーは、このような漢方のベースとなる中医学の基礎知識および一般用の漢方薬の知識を身につけ、漢方を料理や美容などの毎日の生活に取り入れることのできる総合的な知識を習得した専門家です。

この資格は一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定しており、漢方を使ったライフアドバイスをする人材の職業能力と社会的経済的地位の向上を目的とされています。

中国漢方ライフアドバイザー資格はどのような場面で活かせる?取得メリットは?

日常生活はもちろん、幅広い業界で活かせる

中国漢方ライフアドバイザーの強みは、何といっても不調や体質の改善が期待できることです。
ここでは、中国漢方ライフアドバイザー資格を取得するメリットの一部をご紹介します。

●家庭で活かす
日々の生活に漢方を取り入れることで、自身だけでなく家族の不調の改善健康維持に役立てることができます。
年齢を問わず、体調だけでなく精神面にも効果が期待できる漢方は学んで損のない知識です。

●仕事で活かす
・医療機関・福祉施設など
近年、漢方を取り入れる医療機関や福祉施設が増加しています。
中国漢方ライフアドバイザーの資格を持っておくことで業務に活かせるのはもちろん、これからそのような業種への就職・転職を目指す方の強みにもなるでしょう。

・薬局・ドラッグストアなど
最近は漢方を扱う薬局やドラッグストアも増えてきました。
正しい知識を持つことでお客様に自信を持ってアドバイスができ、一層のキャリアアップも目指せます。

・美容・リラクゼーション業界で
漢方の知識はエステやアロマセラピーの仕事にも役立てることができ、最近では美容漢方という言葉もあるほどです。
漢方のノウハウを取り入れた施術やアドバイスは他店との差別化に役立つでしょう。

・飲食業界で
漢方の用語に「医食同源」というものがあります。
これは「食べ物と病気を治す薬は本来根源を同じくするものである」という考え方です。
漢方を食事に応用したり、薬膳料理を提供したりと漢方は飲食業界でも注目を集めています。

・セミナーなどの講師として
中国漢方ライフアドバイザーは漢方の基礎知識から応用まで本格的かつ実践的な知識を学び、それを身につけた証として資格を取得します。
周囲から信頼され、自信を持って漢方を取り入れる生活を伝えることができます。

中国漢方ライフアドバイザー資格の取得方法とは?

講座受講・試験合格により取得できる

中国漢方ライフアドバイザーの資格はJADP認定講座を受講し、試験に合格すると取得できます。
ここでは認定講座である「資格のキャリカレ」の「中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座」を例にあげ、実際のカリキュラムや学習内容をご紹介します。

この講座は通信講座のため、自宅にいながら1日15~20分、4ヶ月の学習で正しい知識を身につけられるカリキュラムとなっています。
教材にはテキストやDVDに加え、実践に役立つレシピ集やコスメキットもついてきます。

≪カリキュラム≫
●1ヶ月目
中医学の基礎知識を身につける期間です。
漢方の基礎や効能、その意義や注意点などを学びます。
また、漢方の基礎知識である「陰陽や五行、五味、証、10の臓腑」などについて学ぶことで日々の生活への取り入れ方を身につけます。

●2ヶ月目
症状別に漢方の使い方を学んでいく期間です。
漢方薬の特徴や効果、その使い方などを学び、消化器系や便秘、肥満、発熱など、症状に合わせた効果的な漢方療法を覚えていきます。

●3ヶ月目
漢方薬を集中的に学ぶ期間です。
よく使われる漢方薬130種類以上を基礎から確実に学び、疾患や状況に正しく対応できる力をつけていきます。

●4ヶ月目
漢方コスメ全般を学ぶ期間です。
対象者の状況、症状に合わせた漢方調合の基礎知識・配合方法などの実践的な技術までを身につけます。
具体的には、漢方せっけんや漢方茶の作り方、生薬の煎じ方、マッサージオイルのレシピなどを学びます。

受講期間中には添削問題の提出が必要です。
1~3ヶ月目に各1回ずつ、4ヶ月目には4・5回目を提出します。
提出するごとにオリジナルレシピがもらえるそうです。

≪検定試験≫
カリキュラム修了後はいよいよ検定試験です。
在宅受験が可能で自身の都合に合わせて受験が可能なため、忙しい方も安心して資格試験に臨むことができます。
合格すると認定証が発行され、中国漢方ライフアドバイザーとして認められます。

中国漢方ライフアドバイザー資格の取得費用や難易度は?

資格の取得にかかる費用や難易度が気になる方も多いのではないでしょうか。
試験情報と併せて以下にまとめましたので、取得検討のご参考になれば幸いです。

講座受講料39,600円(税込)
※インターネットからお申し込みの場合
※分割払いの場合、総額が異なります。
受験料5,600円(税込)
受験資格認定カリキュラム修了者
受験形式在宅受験
合格基準70%以上の得点率で合格となります。
難易度難易度はそれほど高くはないでしょう。
テキスト内容より出題されるため、しっかりと日々の学習や
添削問題に取り組み、疑問点を解消することをおすすめします。
もし不合格になった場合、再受験が可能とされています。

参考:一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)

まとめ

「漢方に興味があり、日常生活にを取り入れたい」「漢方コスメを作ってみたい」「漢方に関する知識を仕事に役立てたい」という方には、資格の取得がおすすめです。

漢方に関する資格は数多くありますので、まずは比較・検討し、ご自身に合った資格を選びましょう。
以下に関連資格をご紹介していますので、ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
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